美しく引き締まったボディバランスがトレードマークの亘さん。若い頃から運動を続けているのですか?
「実は運動がそれほど好きじゃなかったんです(笑)。30歳になったとき、当時話題だったシンディ・クロフォードのワークアウトの動画を見ながら、家で毎日エクササイズをしたのが最初。
5年くらい続けましたが、だんだん体が慣れて筋肉痛はなくなるし、一生懸命やってもそもそも筋肉の質が違うからシンディみたいにはなれないよね、と気づいてやらなくなっちゃって。
ちょこちょこ話題のジムに行ってはみたもののも続かず、特に運動しなくても太らないからまあいいか、なんて、あぐらをかいていたんです」
でも年齢とともに体に変化が?
「いよいよ50歳になる、という頃に、お腹周りに脂肪がつき始めて。当時流行っていたヒップハングのファッションを楽しめない、スタイリストなのに着たい服が着られないなんてダメだ、と運動を再開。
お仕事でご一緒したタレントさんに、住んでいた家の近所のジムを紹介してもらい、プライベートレッスンを受けるようになりました。トレーナーが、私の飽きっぽくて運動が好きじゃない性格を見抜いて、指導やメニューを工夫してくれたのがよかったみたい。
最初は行ける時に行く、というゆるいペースで始め、3ヶ月後、半年後で体のラインが変わったのを実感し、週1ペースで続けました」
それはどんなトレーニングですか?
「いわゆるコアトレーニング。ウェイトで負荷をかけるものではなく、自重系ですね。それ以来、痩せるためではなく、筋肉を強化して体力を上げ、体がゆるまないために、ずっと運動は続けています」
ブラジリアン柔術に取り組んでいた時期もありましたよね。
「5年くらい真剣にやりましたね。柔術は難しくて技を覚えるのに集中し、それが楽しくて夢中になっていた感じ。
でも接触が怖くてコロナの時期に足が遠のき、行かなくなってしまって。その代わりにクラシックバレエとピラティスを始めました」
ピラティスは、ほかのトレーニングとは違いますか?
週2回通っていますが、めちゃくちゃインナーマッスルに効きます。骨盤底筋とか内転筋とか。どんな運動をしても変わらなかった下腹部もフラットになり、関節や筋肉の可動域が広がって、体も柔らかくなりました。
でも1年続けたら、背中に見えていた筋肉がなくなってる!って。大きな筋肉が増えないから体重も減り、引き締まってすっきり見えるんだけど、この年齢で“痩せた、痩せた”と言われるのは全然嬉しくないんです。
やっぱりしっかり筋肉を感じるボディが欲しい、と思い、パーソナルトレーニングも再開しました。アウターもインナーも、どちらの筋肉もほしい!
目指すのは、筋肉の存在感があるボディ!
はい。だから筋肉の材料になるドクタープロテインも毎日欠かさず飲んでいます。
以前からプロテインが必要なことはわかっていたけれど、運動系のスペシャリストからホエイのネガティブな話も聞いていたので、植物性プロテインがいい、と思っていたんですが、なかなか美味しいものに出会えなくて。
有栖川整形外科のプロテインは、味もクオリティも、まさに私が探していたものでした
ドクタープロテインとの出会いは?
そそっかしいからか、気持ちが前に前に行きすぎるのか(笑)、私はしょっちゅう転んで怪我をするんです。
病院を探していたときに、仲良しの女優さんが“広尾にいい整形外科があるよ”と教えてくれたのが、有栖川整形外科。
リハビリを担当してくれる先生が、昔お世話になったトレーナーだったという偶然もあり、体に不安があると気軽に駆け込んでいました。ドクタープロテインは、陣院長がファーストモデルを作った5年くらい前から飲んでいます。
こだわりがすごくて、完全無添加で安全だし、美味しいし、健康と美容に効く成分がたくさん入っていて、これだけ飲んでいれば大丈夫じゃないか、と思える充実っぷり。ありがたいです。
お料理上手の亘さん。食事で気をつけていることはありますか。
基本は美味しく、楽しく。もともと野菜と魚中心だったんですけど、スタミナアップのために鶏肉や豚肉もプラス。定期検査でコレステロールに黄色信号が出たことがあったので、油の質を吟味して、大好きなチーズやバターを含めて乳製品をやめ、揚げ物と魚卵系も控えるようにしました。
気をつけて食べていても、多すぎたり、足りなかったりして、食事だけでコントロールするのは難しいですよね。
ほかに、健康のために続けていることは?
定期的な検診ですね。血液検査とエコーは半年から1年に一度、胃と大腸の内視鏡検査は年に1回。3年前に骨密度検査を受けたら、骨量が70歳くらい!という衝撃の結果で、だからすぐ骨を折るんだな、と納得。
仕事は車移動なので、時間があれば散歩をしながら太陽を浴びるよう心がけています。ドクタープロテインにはビタミンDも含まれているから、骨のメンテナンスにもなっていると信じたい!6〜7時間の睡眠も死守。
最後にこれからの人生で、やりたいことを教えてください。
休みたい、時間に追われたくない、なるべく働きたくないと思いながら、64歳の今まで気づけば仕事が増えてしまって、常に忙しく生きてきました。
具体的なイメージはしていませんが、70歳になったら気力や気持ちもきっと変わるでしょう。スタイリストは肉体労働なので、少しずつ家にいながらできる仕事にシフトしていけたらいいな、とは思います。
あ、でも年齢とともに、思ったより足が上がっていない、という感覚のズレはあるので、それは悔しい。筋肉の強化だけじゃなく、股関節の動きを良くするストレッチも増やしていかなくちゃ!(笑)